HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のファイナンシャルプランナー)の重永です。
日本人は保険が大好きで、加入率が非常に高いです。
なぜなのか?
歴史を辿ってみるとなんとなくわかります。
あなたは当てはまっていますか?
もし共感されたら、保険の見直しに来てください。
【日本人の保険加入率】
実際にデータを見てみましょう。
生命保険文化センターが発表した「生活保障に関する調査(令和元年度)」によると、
- 男性:81.1%
- 女性:82.9%
が生命保険に加入しているそうです。
この数字は、前回の調査時よりも増えているとのことです。
【ヨーロッパはどうか?】
欧州の人たちの保険加入率は非常に低いです。
加入率は4割弱とも言われています。
そもそも日本人は保険に「加入する」という表現を使いますが、海外では保険を「買う」という表現なのです。
「仕方ないから買ってやるよ」という感じでしょうか。
「保険はローロッパ発祥」
諸説ありますが、紀元前2250年頃に遡ります。
当時は生命保険ではなく、損害保険の仕組みに近いものが存在していました。
盗賊に襲われて積荷を失う被害が多発したことから、もしそうなった場合の損害は資金を貸した者が負うという取り決めをしたことが始まりと言われる説があります。
わかりにくい例ですが、これの後に「海上保険」が誕生します。
船で荷物を運搬する場合、嵐で遭難したり海賊に襲われたりと、無事に航海を終えられな買った時に「荷主と船のオーナーで自己の損害を負担する(分担する)」という仕組みです。
現代の保険屋さんの名称でも、「海上」とつくのは海上保険の力が大きいからでしょう。
海上保険から陸上保険に移り変わり、お県や生命保険が誕生しました。
【なぜ日本人は保険がお好きなのか?】
さまざまな理由があると思いますが、私が「これかな?」と思うものを挙げてみます。
「金融リテラシーが低い」
そもそも「なぜ保険に加入するのか?」を理解していない人ばかりです。
保険の歴史を辿っていくと、ギャンブルです。
ヨーロッパのあるロイズというカフェで賭けを行っていたのが、生命保険の始まりという説もあります。
保険料や保険金の仕組みなどを理解すれば、必要のない人も保険に加入する事態になります。
「別に好きじゃないけど入る」
思い当たる人も多いでしょう。
親が入ってくれていたものを、自分が社会人になって保険料支払いを受け継ぐというものです。
何も疑わずに「社会人になったら生命保険に入るものなのだな」と謎の納得をします。
親世代、祖父母世代も同じです。
日本が高度経済成長時代、みんなお金に余裕がありました。
高い保険料も問題なく払えていたので、万が一の時のためにたくさん加入していた名残が続いているのではないかと考えています。
「日本は中間所得者が多い」
そもそもお金持ちは生命保険や医療保険がなくても自らの貯蓄で賄えます。
逆に低所得者は余裕がないので保険料を払えません。
つまり、保険に加入する人は中間層と言えます。
高度成長経済下で育まれた日本人の「一億総中流」という意識が今でも続いているのでしょう。
【まとめ】
ますは「保険とは何か?」を考えてほしいです。
そして自分に保険は必要なのか?の答えを出す努力をしてください。
おそらくわからないと思います。
なのでプロに相談してください。
複数社の保険会社の商品を取り扱っている「保険の見直し」を売りにしているお店に行っては、結局また保険に加入させられます。
保険屋さんと代理店契約していない独立系FPをご利用ください。
まずは自分が保険に加入している理由を1〜2時間考えましょう。これだけで、一生のうち数百万円単位で損失回避できるかもしれません。
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