HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のファイナンシャルプランナー)の重永です。

生命保険協会が7月29日に発表した調査結果によると、外貨出て保険の苦情が過去最高になったとのことです。

当ブログでも何度か書いていますが、毎年苦情の件数が増え続けています。

なぜなのか?

なぜ改善されないのか?

自分が被害に合わない(苦情を言うほどの勘違いをしないで済む)かを考えましょう。

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【どのくらい増えているのか?】

2019年度の「外貨建て保険」の苦情は、前年比10%増の2,822件で過去最高になりました。

1年前にも同じ内容のブログを書いたような気がしますが、なぜ増え続けるのでしょうか?

「販売数そのものが増えている」

外貨建てで運用する保険商品の販売数が、2012年度の約42万件から2019年度の約361万件に増えています。

その背景には、超低金利時代に突入したことが影響しています。

2012年度と言えば、翌年度に日銀が金融緩和政策を発表しています。

円建ての運用には限界が露呈し始め、この頃から外貨建て運用商品が急激に増えています。

分母数が多いので、苦情が増えるのも仕方ないのでしょうか。。

と、甘い考えになりそうですが、苦情0にすることだってできるはずです。(極論)

【どんな苦情が多いのか?】

苦情は、特に70代以上の高齢者から多く、その割合は30%。

「為替リスク」

外貨建て運用において、為替リスクは基本中の基本です。

これに関して苦情が来ること自体がおかしいですし、苦情を受けた会社は恥ずべきことです。

どの通貨にも共通していますが、契約時よりも円高になっていれば払い出し時には外貨から円にが換える際に金額は目減りします。

通貨を両替するには、為替手数料がかかります。

もちろん、円から外貨に換えるとき、外貨を円に換えるとき、両方とも手数料がかかります。

これも苦情の原因の一つでしょう。

「元本割れリスク」

いくら「外貨建てで元本保証」であっても、為替リスクによって契約時の元本を割ってしまう可能性があります。

これが「聞いていた話と違う!」と言うことで苦情に繋がっているのでしょう。

【原因を探ってみる】

原因は「為替リスク」と「元本割れリスク」の2つが多いことはわかります。

ではなぜ、苦情にまで繋がるのでしょうか?

「保険会社が販売している商品の苦情は含まれていない」

今回の調査結果では、銀行などを通じて入ってくる苦情が過半を占め、保険会社の営業職員が直接販売するケースは含まれていません。

つまり、保険会社直属の営業職員は各リスクについてしっかり説明できており、苦情を受けていないということです。

「銀行員の知識不足が原因」

保険を代理販売している銀行は多いです。

どうしても保険商品についての知識が、保険会社職員よりは劣るでしょう。

にもかかわらず、銀行は職員にノルマを課します。

ノルマを達成しなければならない重圧から、銀行の既存顧客(特に高齢者)を加入させている光景が目に浮かびます。

銀行側としても、利ざやで収益を上げにくい時代で、保険や投資信託の販売手数料で収益を上げなければならない背景があります。

【どうすれば苦情は減るのか?】

原因はだいたいわかっています。

それを潰せばいいだけです。

銀行員の販売システムを変えることが1番の近道でしょう。

私が担当部署の偉い人だったら以下のようなことを考えます。

・リスク説明のマニュアルを作る
・厳しい販売資格を設ける
・70歳以上には販売しない
・ノルマ廃止

販売側がリスクを理解していても、それを金融知識の浅い人に伝えるのは難しいものです。

そもそも70歳以上で外貨建て運用をしたことがない人が理解できるのでしょうか?

だったらいっそのこと、70歳以上には販売しないことにするしかないでしょう。

【まとめ】

資産運用や投資に対してまいなすのいめーじがつくことは悲しいです。

正しい知識を持ってやれば、素晴らしいことなのに。

一部の人のせいで多くの人が悲しむことになります。

そもそも、日本の保険商品で運用すること自体オススメできません。

第三者の立場からアドバイスできる、独立系FPとらしげに相談してください。

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