HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のFP事務所)の重永です。

日本人が大好きな保険屋さんの運用商品についてです。

外貨建て保険をめぐる苦情が増加していることをご存知ですか?

たいして仕組みを理解せずに契約していることが原因です。(理解させずに契約させる方が悪いと思いますが)

なぜ苦情に繋がるのか?以前にも執筆しましたが、あらためて考察します。

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【どのくらい苦情が増えているのか?】

2018年度の苦情件数は前年度比約3割増の2,543件と過去最多でした。

販売数が増えるとともに、数年経って「カラクリ」に気付いた顧客から苦情が相次いでいるのがわかります。

【苦情に繋がる原因】

よくある保険料を最初に一括払いする終身保険の利回りは円建てで約0.25%程度、これが外貨建てでは約1.5%程度になります。

これだけ聞けば外貨建てにしたくなりますよね?

外貨建てリスクを説明できるスキルのない販売担当者が多いことが原因の一つと言えます。

「担当者の説明不足」

全員というわけではないでしょうが、為替リスクすら説明できない担当者がいるから苦情に繋がっているのでしょう。

しっかり説明されていたら、たとえ為替リスクによって損が出ても苦情には繋がりませんよね。

「契約者の知識不足」

「わかったつもり」が一番こわいです。

保険販売員はとにかく契約してほしいので、できるだけマイナスなことは言いたくありません。

それでも契約する際に「リスクについて理解した」などのチェックリストがあるはずです。

テキトーに読み飛ばしていませんか?

資産運用目的で保険商品を契約するならば、自分でもしっかり勉強しましょう。

わからないことは保険屋さんの担当者に質問すればいいのです。

【為替リスクについて】

詳しくはこちらの記事で。「資産運用初心者必見!為替リスクに気を付けろ」

私は日本の保険商品で資産運用することををおすすめしていません。

というのも、国内には海外の優秀な運用商品が入ってこれないようになっています。

この法律が日本の保険会社を守っているのです。

海外の優秀な種お品が国内で契約できるようになったらみんなそちらを契約しますよね?

そうなると国内の保険会社は儲からなくなり、潰れてしまいます。

そのために法律で守っているのです。

「私は外資系の保険会社だから大丈夫」という人もいます。

これらの外資系保険会社は「日本の認可を受けた商品」しか販売していません。

つまり、国内の商品となんら変わりません。(レベルが低い)

不安になった方は相談に来てください。

【まとめ】

外貨建て商品を販売するのに、専門の資格ができるのはいいことです。

担当者が全面的に悪いわけではありません。

契約者も悪いと思います。

保険屋さんの言いなりになるのではなく、自分で疑問を持つことも大事です。

なぜ保険に加入するのか?

なぜ証券会社ではなく保険会社に運用してもらうのか?

あなたが思う常識は、本当に常識ですか?

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