HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のファイナンシャルプランナー)の重永です。
資産形成コンサルタントとして相談を受ける中で、投資をやりたいはずなのに“投機”になってしまっている人がいます。
わかりやすく「投機はギャンブル」と説明することもありますが、細かく説明すると投機とギャンブルも異なります。
投資、投機、ギャンブル、どう違うのでしょうか?
あなたの資産形成・運用は、きちんと“投資”になっていますか?
【投資と投機とギャンブル】
お金の動きを想像すると違いがわかりやすいです。
投資:全員が勝者となりうる
投機:勝者と敗者が存在する
ギャンブル:必ず手数料が発生する
どういうことでしょうか?
それぞれ解説します。
「投資」
投資は、参加者全員が投資した合計金額よりも“リターンの金額が大きい“ものです。
もちろん、リターンが大きい・小さい人、中にはマイナスになる人もいますが、全員を平均すれば長期で見ればプラスになる可能性が高いです。
(世界経済は成長し続けています)
投資は“プラスサムゲーム”と言えます。
「投機」
投機は、参加者全員がの投資した金額の合計を参加者(勝者と敗者)で取り合うものです。
勝者と敗者の取り分を合計すると0になります。
ただのマネーゲームです。
ある会社の株を1,000円で買いたい場合は、その株を1,000円で売りたい人がいないと売買は成り立ちません。
1,000円で買いたい人は、その株の株価が1,000円よりも上がると思って買いたいわけです。
しかし、その株を1,000円で売りたい人は、1,000円よりも株価が下がると思っているのです。
どちらかが得して、どちらかが損します。必ずです。
投機はゼロサムゲームと言えます。
「ギャンブル」
投機に近いですが、少し異なります。
参加者全員の合計投資額で得られるリターンを平均すると、必ずマイナスになります。
中にはプラスになる人、マイナスになる人がいますが、平均すると参加者は損をすると決まっています。
ギャンブルは運営側に手数料が引かれるからマイナスになります。
代表格は宝くじ、競馬などです。
宝くじのリターンは、確率的な期待値は約半分です。
買った瞬間に投資金額は半分になるイメージです。
ギャンブルはマイナスサムゲームと言えます。
【投機ではなく投資を】
投資は、参加者全員が勝者となり得ます。
経済成長によってリターンが大きくなる株式投資では、参加者(投資金額)が大きければ大きいほど成長率も大きくなるはずです。
だから「やった方がいい」のです。
そして、一時的な値動きに一喜一憂する必要もありません。
みんなで参加して、みんなで勝者になりましょう。
【まとめ】
仮に投資が、参加者が増えれば増えるほど損するものならば、私は資産形成コンサルタントとして投資を推奨することはないでしょう。
不動産投資も同じです。
買う人が増えれば増えるほど、需要と供給の関係で不動産価格は上がります。
みんなで投資しましょう。
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