HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のFP事務所)代表ファイナンシャルプランナーの重永です。
首里城の火災は衝撃的でしたね。
日本が誇る世界遺産を焼失したことは悲しいですが、そこから見える素晴らしさを書きたいと思います。
【再建へ!寄付額わずか1日足らずで1億円越え】
那覇市が“ふるさと納税”を活用して寄付金を募っています。
これこそふるさと納税の正しい使い方ですね!
「ふるさとチョイス」を通じての寄付金は約19時間で1億円越え、11月4日23時現在では2億6,700万円を超えています。

全国からはもちろん、世界中から寄付金が集まっているというから感動しますね。
「ふるさと納税の復習」
2019年6月1日からふるさと納税の新ルールがスタートし、あまり話題に上がらなくなりました。
「2019年6月1日から新ルールのふるさと納税!CFPがメリットや裏ワザを公開」
首里城再建のための寄付金をふるさと納税でも募っているため復習しておきましょう。
ふるさと納税を使って寄付すると、その年ごとに「税金の還付・控除」が受けられます。
実質自己負担額は2,000円のみです。
(たとえば1万円を寄付すると、2,000円を超える部分の8,000円が控除または還付されます)
この実質負担金で「返礼品(お礼)」をもらえるということで、ブームが過熱していました。
控除上限額は個人によって異なるため、注意が必要です。
ふるさと納税のサイトで簡単に計算(シミュレーション)できます。
「クレジットカードで寄付がオススメ!」
どうせ寄付するならお得に!
ふるさと納税を利用して、さらにクレジットカードを利用しましょう。
マイルを貯めて、再建された首里城を見に行き、沖縄でお金を遣いましょう!
ちなみにANAでは、マイルを使って寄付もできるそうです。
期限が迫って使う見込みがないマイルがあるようでしたら、首里城のために寄付しましょう。
【首里城再建はいくらかかるのか?】
首里城は今までに4回も全焼したことがあるそうです。
1453年、琉球王朝の王位継承をめぐる内乱
1660年、失火
1709年、失火
1945年、第2次世界大戦でアメリカ軍の攻撃
意外と失火が多い。。
今回も失火になるのでしょうか?
琉球新報によると、1945年の全焼から再建まで総事業費は約240億円以上だったとのことです。
もちろん1945年の消失時とは状況が異なるので正確にいくらかかるかはわかりません。
そして首里城は火災保険に加入していたそうですが、スプリンクラーの設置を怠っていたとして、保険の補償額がまだ定まっていないそうです。
まだまだ寄付は必要そうですね。
【まとめ】
どうせ寄付するなら、上手に賢く!
これを機にふるさと納税を始めるのもいいですね。