株式会社ヒビキエフピーオフィス(愛知県名古屋市の独立系FP事務所)の重永です。

不景気の時は、どうしても消費が減るものです。

総務省が2021年5月11日に発表した家計調査によると、2020年度平均の2人以上の世帯当たりの消費支出は月27万6,167円で、前年度比4.9%減少だそうです。(物価変動を除いた実質値)

節約は大切なのですが、楽しいことまで我慢して、つまらない人生になるのは避けたいです。

今回は、過剰な節約はどうなのか?という資産形成コンサルタントが言うべきことではないことをあえて書きます。

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【過剰な節約】

支出を減らすことも立派な資産形成です。

しかし、過剰になるのも考えものです。

なにより、お金は使わないと経済が回りません。

貯金ではなく、株式投資など、自分のためであり経済のためになるものにお金を回しましょう。

「お金を使えない(節約)症候群」

節約にハマりすぎると、お金を使うことがストレスだと感じるようになるかもしれません。

過剰な節約をしてしまう原因をピックアップしてみます。

・経済的に不安だから

今でも、将来でも、金銭的な不安があると無限に貯蓄したくなり、節約に励みます。

確かに備えは重要なのですが、目標を決めて、それを達成できそうな程度に節約しておけば「節約しすぎ」ということにはならないでしょう。

将来の目標貯蓄額やマネープラン、ライフプランを明確にすれば解決です。

・節約している自分カッコいい

今の時代だと非常に多いと思います。

なぜならSNSの発展です。

節約を自慢できる先があるからです。

節約方法を発信するのは素晴らしいですが、ハマりすぎて大切なものを見失っていませんか?

一度、冷静に自分の節約と発信が過剰になっていないか見直してみましょう。

もちろん、本当に楽しいのであれば、そのままでOKです^_^

・親の影響

意外とこれは多いかもしれません。

小さい頃から「無駄遣いするな」と教育されてきた人は「お金を使うこと=悪いこと」と身についてしまっているかもしれません。

他の人と比べてみれば、自分が常識・当たり前だと思っていた感覚が、もしかしたら過剰節約と気付けるかもしれません。

【過剰な節約が招く悲しいこと】

「楽しくない」

お金がもったいないからという理由で

・飲み会を断る

・結婚式に行かない

・旅行に行かない

・etc…

こんな人生、楽しいでしょうか?

個人的には最悪です。

「経済が回らない」

節約して将来に備えることは大切ですが、消費もしないと経済が回りません。

お金を使うことで、企業の売り上げが上がり、そこで働く人たちの給料が上がり、株価が上がり、また消費が増えて、経済が好循環します。

過剰な節約でお金を使うことをストップしてしまうと、自分の給料が上がらない原因になるかもしれません。

「自分が成長しない」

自己投資にかけるお金も節約してしまうと、スキルアップせず昇格や昇級のチャンスを逃すかもしれません。

自己投資は最もリターンが大きいと思います。

節約するところを間違えないようにしましょう。

【まとめ】

節約は重要です。

しかし、過剰になりすぎると結果的にはお金が貯まらないかもしれません。

自分が当てはまってないか考えてみてください。

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