株式会社ヒビキエフピーオフィス(愛知県名古屋市の独立系FP事務所)の重永です。

人は、不安を感じると「どうにかしなければいけない」と思うのが自然です。

新型コロナウイルスの感染拡大や、不景気で将来が不安な人が多いでしょう。

こんな時は詐欺被害者も急増します。

不安な人は騙されやすいのです。

今回は最近流行りの詐欺と、これらにはどこで遭遇してしまうか、そしてあなたの行動が詐欺師を引き寄せているかもしれない!というお話です。

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【最近流行りの詐欺】

筆者が個人的に聞いたり、お客さんが被害に遭いそうだった話、SNSや雑誌で見かける事案をまとめてみました。

そして、どこで遭遇しやすいかも紹介します。

「ワクチン詐欺」

旬です。

今まさにワクチン接種が本格化している最中で、毎日ニュースや新聞でこの話題を見ます。

これに乗じた“ワクチン詐欺”が横行しているそうです。

詐欺の手口は

「お金を払えば接種可能」

「優先接種可能」

「接種の予約代行」

などと謳い、お金を騙し取るというもの。

これらは行政の職員を名乗って家に電話をかけてきたり、直接訪問してくるそうなのでブロックしましょう。

行政がそんな親切にしてくれるわけありませんからね。

「投資詐欺」

投資詐欺の手法は99%同じ「ポンジ・スキーム詐欺」です。

ポンジ・スキーム詐欺について詳しくはこちらの記事で解説しています。
「ポンジ・スキームの仕組みをCFPが解説!詐欺を見抜くには?」

要は自転車操業です。

出資者からお金を集め続けないと破綻します。

最初は実際に配当が貰えて安心するかもしれませんが、新たな出資者がいなくなると配当も出せなくなるので夜逃げされます。

特に最近は仮想通貨系(聞いたことないようなコイン)が多いです。

各種SNSでお金持ち自慢している人がLINEに誘導するなど、身近に潜んでいます。

あとは「中学の時あんまり仲良くなかった奴」から「久しぶり、ご飯でもどう?」とファミレスに誘われたら99.99%アウトです。

もっといい店行けよ。

「お金配り詐欺」

ZOZO前社長の前澤さんがTwitterでお金を配り始めてから急増している「お金配り詐欺」です。

有名人を騙るアカウントで「お金配るよ!」と言い、ダイレクトメッセージで当選した旨を伝え、「お金を受け取るためには手数料を負担してもらうのでクレジットカード番号を教えてください」など、巧妙にお金を騙し取ります。

各種SNSをやっていると遭遇しやすいです。

軽い気持ちで応募するのはやめましょう。

「ロマンス詐欺」

結婚詐欺とは少し異なり、マッチングアプリなどを使って近寄り、詐欺に誘導します。

投資詐欺案件を勧めたり、デート場所にぼったくり店を指定するなど。。

男性が美女に騙される方を想像しがちですが、女性の被害者もいるそうなので油断しないようにしましょう。

「オンラインサロン詐欺」

有名人がやっているオンラインサロンだからといって安心はできません。

サロンに入り込みすぎて「信者化」し、イベントのスタッフを無給でやるのも大切な“時間”を騙し取られています。

サロンメンバー内で詐欺に誘導されたり、高額商材を買わされたりする可能性もあります。

オンラインサロンを提供する側、プラットフォームを提供する側にも責任があると思いますので、怪しいサロンには近づかないようにしましょう。

繰り返しになりますが、有名人がやっているからという理由だけで油断してはいけません。

【詐欺師を引き寄せる行動】

冒頭にも書きましたが、人は不安を感じると騙されやすくなります。

この“不安”を公にすると、詐欺師たちが寄ってきます。

心の弱みに漬け込んで、あたかも詐欺師が救世主のように思えてしまいます。

SNSなどに“不安”を書き込まないことが、自分を守る一つの手段です。

他にも、SNSの「お金配る企画」に応募することも危険です。

たとえばTwitterでの応募方法は「いいね」「リツイート」であり、応募したことを誰でも知ることができます。

詐欺師からしたら、これらの人たちは「騙されやすい人のリスト」になります。

軽い気持ちで応募しているかもしれませんが、応募すること自体も自分を危険に晒しているという自覚を持ちましょう。

【詐欺被害に遭わないためには】

一度いい情報と思い込んでしまうと、ほかの意見が入りにくくなってしまいます。

否定する意見を受け付けないのです。

この状態を多額の金銭が動く判断をすることは危険です。

詐欺被害に遭わないようにするには、冷静になることです。

一度持って帰って、誰かに相談しましょう。

否定する意見を受け付けにくいですが、複数人に相談して同じ意見を聞くと、自分が騙されているかもしれないと気付く可能性が高くなります。

一人で考えず、他人の意見も聞いてみましょう。

【まとめ】

民法では詐欺被害者に冷たく、考え方としては「騙される方も悪い」です。

欲があるから詐欺被害に遭うということです。

今一度、自分の行動が詐欺師を呼び寄せていないか考えてみましょう。

もしいい話が舞い込んできたら、誰かに相談しましょう。

基本的に儲け話は勝手に来ません。

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