HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のFP事務所)の重永です。
先日、日経平均は過去9番目の上がり幅を記録し、ダウも急騰していますね。
個人的な印象ですが、メディアでは下がる時の方が報道の仕方が派手な気がします。
なぜ不安を煽りたがるのでしょうか?余計不安になって焦って打ってまた株価が下がって。。
もっとポジティブな報道もしてほしいものです。
そして、今回のテーマも特集して多くの人に周知してほしいなあと思います。
今回のテーマは「コロナに便乗した詐欺」についてです。
【今のところ全て虚偽表示!】
インターネットを利用していると広告が表示されますよね。
「コロナウイルス」と1回検索すると、それに関連する広告がずっと表示されるでしょう。
その中で「空気清浄機から発生するマイナスイオンでコロナウイルスは死滅します!」「このサプリを飲めばコロナウイルス予防になる!」みたいな広告もあると思います。
これら全て虚偽表示です。
新型コロナウイルスの特性は解明されておらず、何が効くか、何で予防できるかも明らかにはなっていません。
そのため「ウイルスを死滅させる」「予防効果がある」という表示は全て虚偽表示ということになります。
消費者庁のSNS等で注意を呼びかけています。
景品表示法や健康増進法に違反するおそれがあるとのことです。(というか違反でしょ)
「ないよりはあった方がいいかな。。」ではなく、まずは手洗いうがいをしっかりしましょう。
【マスク詐欺】
なかなかマスクが流通してきませんね。
この記事では、過去のSARSと比較して3月には大丈夫でしょう。と書きましたが、時代の変化とは恐ろしいもので、転売屋さんによって狂わされたと言っても過言ではありません。(という言い訳)
10年前に比べて、個人でも簡単に転売ができる時代になりました。
生産・在庫が増えても流通しなければ消費者の手元には届きません。
実際、在庫は十分あるのに流通が追い付かずにティッシュ類が店頭に並んでいない店もあります。
転売ヤーが買い占めることで一般消費者への流通が断ち切られ、SARSのときよりもマスクが手に入りづらい状況になっています。
現在は「転売禁止」になっていますが、もっと早く禁止にできればよかったですね。
こんなマスク品薄の状況下ですので、マスク詐欺が横行しています。
「手口」
シンプルです。
ネットで注文して、入金を済ませたのに商品が届かない。サイトも閉鎖。というものです。
他にも「マスクを無料配布中!」と謳って郵送するから個人情報を入力しろというもの。
実際に送ってくれても、個人情報を利用して他の詐欺に利用するという恐ろしい手口です。
「あなたの善意も犯罪に加担している?」
個人的に「マスクが余ってる!みんなのために配ります!」とSNS上で発信している人がいます。
実際にわたしの知人もSNS上で「今の状況をなんとかしたい、100人に1枚ずつマスクを無料で送ります!送料はこちらが負担します!」と投稿している人がいました。
こうした行為は100%正しいのでしょうか?
たしかに知り合いだから安心かもしれませんが、先述のように詐欺行為のために個人情報を集めている集団もいます。
「親切な人がいるんだ」と、警戒心を弱くしてしまうことになりかねません。
知り合いのためにやっている行為が、実は危険に晒しているかもしれないことを考えてほしいです。
【まとめ】
行動一つ一つ、しっかり考えることが重要です。
考えればデマかどうかも判断できますし、みんなが困る状況にはなりません。
消費者庁が注意して広告も改善されているとは言え、騙されてしまう人も少なからずいるでしょう。
転売ヤーは自分さえ良ければ(儲かれば)いいという人たちです。
こうしたエゴが人間を滅ぼすんでしょうね。っていう映画ありそう。
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