HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のファイナンシャルプランナー)の重永です。
社会に出た人であれば一度は耳にしたことがあるであろう「報・連・相」
この言葉を最初に作った人は愛知県民ということをご存知ですか?
愛知県民であれば誰もが知っている“まるは食堂”の創業者、相川うめさんです。
テレビ番組で特集されており、私も経営者として勉強になりましたので紹介します。
【報・連・相とは】
「報告」「連絡」「相談」を野菜の“ほうれん草“に掛けて作られた言葉です。
何かあったらすぐに「報告」「連絡」「相談」をしろよ。ということですね。
主にビジネスの場で使われています。
社内の風通しを良くする魔法の言葉ですよね。
1982年に山種証券の社長“山崎富治”さんのベストセラー著書「ほうれんそうが会社を強くする」で広まりました。
この「ホウレンソウ」という言葉、誰が作ったかは諸説あります。
が、実は愛知県民が最初に提唱したのではないか?という説が有力です。
【まるは食堂とは】
愛知県の豊浜漁港で創業し、今では栄のラシックや中部国際空港(セントレア)など、グループで9店舗を展開しています。
名古屋めし「ジャンボエビフライ」を売りにしている愛知の自慢です。(2020年は創業70周年)
「前身は鮮魚店」
創業者の相川うめさんは、豊浜漁港で鮮魚店を営んでいました。
が、当時の漁港では「魚はもらうもの」と言われており、経営は厳しいものでした。
おもしろいエピソードがあります。
当時、今とは違い自転車は高級なもので庶民では手が届かないものでした。
うめさんは自転車を持っていました。
その自転車を、近所の人たちがよく借りにきていました。
「少しでも金をもらったらどうだ?」と言われても、「そんな微々たる金をもらってもしょうがない」と言い、無料で快く貸し出していました。
自転車を返しに来た人たちが、ついでにと魚を買って帰っていたそうです。
「漁港では魚はもらうもの」なのに、相川うめさんの人柄が商売を成り立たせました。
「客の要望に応えて食堂を始める」
鮮魚店から派生して、客の要望に応える形で食堂をオープンしました。
今に続く“売り“でもある「ジャンボエビフライ」も、客の要望に応える形でスタートしました。
全て「客の要望」を真摯に受け止めるスタイルが成功に結びついています。
素直な、真摯な姿勢が経営(特に客商売)には大事と思わされました。
【相川うめさんの名言】
「ろうそくになれ、自分の身を削って周りを照らせ」
まるは食堂の歴史を知ると、自分が苦労してでもお客さんのためにやるという姿勢が、成功に導きました。
経営というのは、シンプルなのかもしれません。
誰かが困っていることを解決してあげる。
誰かから「ありがとう」をもらうために考え、行動する。
「ありがとう」とは漢字で「有り難い」と書きます。
日常では有り難い、なかなか起こりえないことを「有り難い」と言います。
有り難いことを自分の身を削ってでもやってあげることが成功への道導と思わせてくれるような名言です。
【まとめ】
あの有名なビジネス用語「報・連・相」を最初に提唱したのが愛知の人かもしれないという話でした。
まるは食堂の創業者である相川うめさんの経営方針は、誰でも実行できるシンプルなものです。
しかし、それを実際に実行することが難しいのです。
シンプルなことを徹底して続けることが成功の秘訣なのかもしれません。
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