HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のFP事務所)の重永です。

経済の流れを読み取るのも資産運用にとっては大切なことです。

世界で最も影響力のある国はアメリカですよね。

その中でもやはりトランプ大統領の発言一つ一つに注目が集まります。

今回はトランプ大統領ほどは目立ちませんが、十分な影響力を持つペンス副大統領についてです。

彼の演説から様々なことが読み取れます。

プロは見逃しません。

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【ペンス副大統領ってどんな人?】

かなり端折りますが、2017年に副大統領に就任してから対中演説で注目されています。

中でも2018年の演説では厳しい中国批判をして米中関係が良い状態とは言えないものになっています。

アメリカと中国が実際に協議して「今後こういう風にしましょう」と話し合う前段階で、ペンス副大統領の演説次第で「今後どういう関係を目指しているか?」ということが読み取れた出来事があります。

【2019年6月4日の演説を中止した背景】

この日にペンス副大統領が演説予定でしたが、延期されました。

近く米中首脳会談を控えているから等の憶測が飛びましたが、皆さんはどう思いますか?

もちろん、首脳会談前に余計なことを言わずにトランプ大統領と歩幅を合わせようとしたとは思います。

が、プロの投資家たちはコナンくんばりの推理力を持っています。

日付に注目です。

「6月4日 中国」で検索してみてください。

すると「六四天安門事件」という検索結果が出ます。

中国では重要な日なのです。

(天安門事件については各自で調べてください)

ここからは憶測ですが、「あえてこの日付に演説するのはどうなのか?」とトランプ大統領が延期を言い渡したのかもしれません。

つまり、アメリカとしては米中関係を良くしたい、そのように動いていくのでは?と考えられます。

首脳会談の結果を待たなくてもある程度は読み取れますよね。(あくまで推測になりますが)

ですがこの“先読み”が投資では重要になります。いかに他の人よりも早く読み取れるかによって儲けが左右します。

【10月の演説は?】

6月に延期された演説は、10月に「米中関係の将来」というテーマで行われました。

これは、演説場所に注目です。

演説を行った場所は「ウィルソンセンター」です。

この「ウィルソンセンター」というのは、ウッドロウ・ウィルソン大統領の理念と懸念を記憶にとどめるべく造られた施設です。

このウィルソンさんは、ざっくり言うと平和主義者です。もっと簡単に言うとトランプ大統領と正反対みたいなイメージです。

この「ウィルソンセンター」で演説すると言うことは、米中関係を平和的な方向に持っていきたいというメッセージが込められているのでは?と読み取ることもできます。

【まとめ】

世界経済の流れを読むには、政治のことも勉強しなければなりません。

さらに一つ一つの出来事にはどんな意味があるのか?を推測することで他人よりも先に動くことができるかもしれません。

私もトランプ大統領のTwitterをフォローしています。

英語よくわからないけど。