HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のFP事務所)の重永です。

資産運用はとにかく分散が基本です。

財産三分法を軸に、保有する資産を決定するのがいいとお伝えしています。

財産三分法の中でもさらに分散すると、リスクヘッジ効果は向上します。

ZOZOTOWNの元社長である前澤さんがYouTubeに「車を買った」「美術品を競り落とした」という動画をアップロードしています。

庶民からしたら「ただの金持ち自慢か」と思うかもしれません。

ですがあれらの行動は金持ちにしか考えつかないことなのです。

前澤さんは浪費ではなく投資をしています。

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【現物資産とは】

不動産

自動車

美術品

時計

ウィスキー

こういった“形がある物”のことです。

これらを「現物資産」や「実物資産」と呼び、安い金額で購入しておいて値上がりしたら売却することによって資産運用する人もいます。

対する金融資産投資は株式や有価証券を売買します。

株って、形を有していませんよね。(株券は形を有してるぞというツッコミは受け付けません)

金融資産投資は、投資家が株式、有価証券、預貯金といった「紙や証券」によって金融機関等がその“資産価値”を保証します。

形のないものに投資するのが金融資産投資です。(ペーパー投資とも呼ばれます)

【金と不動産は王道】

投資の世界では、金と不動産は王道ですね。

財産三分法でも不動産を保有することを推奨しています。

それはやはり金融資産・現金の弱点をカバーできるからです。

不動産の記事はたくさんありますのでトップページの検索機能から「不動産」で検索してみてください。

「金(現物資産)を保有するメリット」

金には世界的な需要があります。

そのため政治や経済の影響を受けにくいとい特徴があります。

つまり世界的な事件(米同時多発テロやリーマンショックなど)などが起きたら安全資産として投資家たちは金を購入します。

経済不安が生じているときは金価格が上昇する傾向にあります。

そんな金を元々保有していれば、金融資産の価値が下がったとしても金価格が上昇するので、全資産が下落する悲劇は起こりません。

「金(現物資産)を保有するデメリット」

金や金貨などの現物資産を購入して保有する場合、盗難や紛失に気を付けなければなりません。

そのための維持管理費を考えると、金融資産を保有するより保有するだけでもデメリットは大きいですね。

【まとめ】

資産運用の基本は分散です。

なぜ分散するのかを考えることも重要です。

資産運用の目標によっては分散先(投資先)も変わるでしょう。

世界経済がどうなったら自分の資産がどういう動きをするのかくらいは把握しておきたいものです。

そうすることで、ドンと構えてほったらかし投資ができます。