正しい火災保険の入り方「やってはいけない重複契約」

  • 2019年9月12日
  • 2019年9月12日
  • 保険

HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のFP事務所)代表ファイナンシャルプランナーの重永です。

よっぽど保険金額は過大にならないようになっていますが、複数の保険会社を利用していたりすると“補償内容の重複”が起きてしまいます。

損害保険の原則は“原状回復”なので、重複して保険に加入していても、受け取れる保険金には限度があります。

こうした無駄がないか確認してみましょう。

【気を付けたい補償の重複】

言葉の通り「複数の損害保険を契約して、同じ損害に対しての補償が重なっている契約状態」のことです。

「補償が多いなら少ないよりはええやんけ」は、間違いです。

1つの保険で全額カバーできてしまえば、もう1つの重複している保険料は無駄になります。

【完全重複と不完全重複】

保険その1「自分を含む家族全員が怪我した場合の医療費を無制限で補償する」

保険その2「自分が怪我した時に最大10万円を限度に医療費を補償する」

保険その1に夫が、保険その2に妻が加入していたとします。

これを“完全重複“といいます。

妻が怪我をした時、保険その1と保険その2両方の補償の対象になります。

この場合、両方から保険金を受け取ることはできません。

保険その1で無制限カバーできているので、保険その2は完全に重複していて保険料が無駄と言えます。

一方、不完全重複とは、

保険その1「自分を含む家族全員が怪我した場合の医療費を最大30万円を限度に補償する

保険その2「自分が怪我した時に最大10万円を限度に医療費を補償する」

先ほどと同じように、保険その1に夫が、保険その2に妻が加入していたとします。

これを”不完全重複“といいます。

どう違うのか?保険その1の保証範囲「無制限」と「最大30万円」が違いますね。

妻が治療費40万円の怪我をしたら、重宝の保険から保険金を受け取れます。

保険料は無駄にはなっていませんよね。

【重複しないように注意】

同一の保険会社で複数の保険に加入している場合は、車内のデータを紹介して長福契約を防げるでしょう。

しかし、複数社をまたぐと、優しい保険屋さんでも重複を防げないかもしれません。

そこで一般社団法人日本損害保険協会では、補償の重複が発生しないようにする防止策などのガイドラインを策定しています。

注意喚起をしてくれているので、保険加入者がしっかり理解して、加入の際は気を付けましょう。

わからなかったら私に聞いてください。

【火災保険の特約と重複しやすいのは個人賠償責任保険(特約)】

個人賠償責任保険は自転車に乗る人は加入を義務付けられている自治体もあるものです。

幅広く補償してくれる便利な保険なので、重複しやすいです。

火災保険のオプションとして個人賠償責任特約があるパターンもあります。

もしかしたらわざわざ個人賠償責任保険に加入しなくても、住宅の火災保険の特約でカバーできているかもしれません。

こんなの、フツーは気づきませんよね。。

ついでに書くと、個人賠償責任保険は、自動車保険の特約の中に同じ補償のものがあるパターンが多いです。

これとも重複しないように注意しましょう。

【まとめ】

保険料が無駄になる完全重複は避けたいものです。

新たに保険に加入するときや更新するときに注意しましょう。

火災保険と自動車保険、ほとんどの方が別の保険会社で契約しています。

こうなると知らずに重複してしまうことがあります。

わからなかったら相談に来てください。

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中立の立場からアドバイス

代表の重永は銀行員時代、金融機関の提供する金融商品に疑問を抱き退職しました。弊社は代理店契約(保険など)を一切しておりません。仲介手数料や紹介料に踊らされることなく、顧客の利益を最優先に、各個人に最良の提案をしています。

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