HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のFP事務所)の重永です。
世の中いい人ばかりではありません。
自分さえ良ければいいというクズが多いのが現実です。
「資産運用」「投資」と聞くとすぐに「詐欺!?」と疑う人がいます。
その姿勢でいいのです。
マルチ商法が全て悪いとは言いませんが、どうしても悪質な会社が多いので偏り気味の表現になることはご了承ください。
今回は私が実践している“詐欺を見抜くポイント”を紹介します。
ちなみにポンジ・スキームについてはこちらの記事で解説しています。「ポンジ・スキームの仕組みをCFPが解説!詐欺を見抜くには?」
【マルチ商法、詐欺会社がよく使う手法】
私は仕事柄、いろーーーーーーーんな投資案件を紹介されます。
少し前までは勉強のために内部セミナーや上層部と会っていたりしました。
最近は話を聞く時間すらもったいないので「詳しく聞いてみませんか?」というお誘いすら断っています。。
9割は以下の内容を序盤で鼻高々と話してきます。
「まずはこれで安心させたろう」という魂胆が見え見えで笑えてきますが。。
「有名人と親しいです」
桜を見る会にマルチ商法と認定されて経営破綻した「ジャパンライフ」の元会長が招待されていたことが国会で追及されています。
最近でも新たに、悪質なマルチ商法だとして業務停止命令を受けた仮想通貨販売会社「48(よつば)ホールディングス」も安倍首相との写真を見せて会員を安心させていたそうです。
みなさん、いかがでしょうか?
安倍首相と親しそうな写真を見せられたら「この会社は大丈夫そうだな?」と思ってしまいませんか?
「有名企業と提携します、提携が確定しています」
仮想通貨関連の会社はやたらスターバックスと提携したがります。
「闇々コインがスタバで使えるようになります」と言われたら帰宅しましょう。
「そうなんだ」と納得せずに、スタバサイドのプレスリリースを確認しましょう。
スタバ(公式)が発表していない情報を不特定多数の人に話す時点で怪しいです。
そしたら「先行者利益ですよ!」と言ってくると思います。なるほど、インサイダーですね。
「実際の例(現在も確認できます)」
大手保険会社AXAが公式ホームページで注意喚起しています。
こんな感じで、一方からの情報のみを鵜呑みにしないようにしましょう。
【情報は時に、人を盲目にする】
これは心理学でありそうなものですが、あまりにインパクトの強い情報を出されると、他の情報に耳が傾かなくなります。
私も日ごろから視野が狭くならないように気を付けています。
たとえば「この銘柄いいな」と思っていたら、その銘柄の好材料しか頭に入ってこず、悪材料は「そんなわけない」「でもこれがあるから大丈夫」と言った具合に脳がブロックしてしまいます。
テンションを上げさせられて、そのままその場で申し込み、もしくは仮申し込みを迫られます。
マルチ商法に共通する「早い方がいいよ」ですね。
本当に良さそうでも、いったん持って帰りましょう。
そしてとらしげに相談してください。
【よくある詐欺会社の終焉】
最初は本当に利益を上げられるかもしれません。
そこで信用させて追加出資させるのが常套手段です。
十分に資金が集まってから雲隠れ、さようならです。
「知人が儲かっているから」これだけで大切なお金を出資することが理解できません。
儲かりたいならそれ相応の調査・勉強をしましょう。
【この心構えでいきましょう】
「自分が理解できないものには投資するな」
世界一有名な投資家ウォーレン・バフェットの言葉です。
表面的な理解になっていませんか?
最低でも、他人に何を聞かれても説明できるくらいにならないといけないと思います。
私は仮想通貨についていくら勉強しても投資したいとは思えません。難しくて理解できん。
個人的には、2019年に起きたイーサリアムクラシックのホワイトハッキングでブロックチェーンの仕組み自体が破綻していると思うのですが。。(詳しい人、教えてください)
【まとめ】
いくら信頼できる人からの紹介でも、その人自体が騙されている可能性もあります。
騙される人に共通して言えるのは「誰かのせいにしたがる」ということです。
「この人が言うんだから間違いない」と判断することは、遠まわしに「失敗したらこの人のせい」にしています。
自分が徹底的に調べて納得したんだから騙されても悔いはない!という人は少数です。
私が推奨する資産運用は、一発ドカンと増やすのではなく、リスクとリターンを精査して時間をかけて資産を育てる方法です。
前者の一発ドカンを狙う人は私の専門外です。
後者の資産運用を実践したい人とだけ付き合っていきたいです。
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