HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のFP事務所)の重永です。
2019年は社会的にも老後不安が高まった1年でした。
投資、資産運用を始めた人も多いと思います。
長期投資において大事なこと(考え方・マインド)を解説します。
【基本はほったらかし】
多くの人は余計なことを勉強しようとしすぎです。
投資のプロに勝てるわけありません。
みなさんには投資以外の本業があるはずです。
本業に影響が出るような投資活動は避けるべきです。
本業も立派な投資であり、自分の時間と身体や能力を投資して対価として給料をもらっています。
投資よりも本業の方が最もお金を生み出しています。
値動きに一喜一憂したり、新たな投資先を探したりするのは無駄です。
世界経済は成長し続けているので、心配しすぎないこと。
【とにかく分散】
「投資先の分散」
できるだけ世界中の株、不動産、債券に分散して投資できると理想です。
そうすることで、どれか一つダメになっても他の投資先が大丈夫だったりと、リスクヘッジができます。
世界中の株式に分散したら、年平均9%の利回りを達成したというデータもあります。(実際に過去200年のデータから算出)
長期間運用できるようでしたら、この平均値に収束するはずですね。
「出口も分散」
投資先を分散してリスクヘッジするのはもちろんですが、ゴールを迎えた後の取り崩しも分散するべきです。
老後資金ならば、なおさらです。
たとえば70歳で運用資金全額を現金化するのではなく、その後も長い時間(人生)が残されています。
資産運用には時間を味方にすることが重要です。
せっかく種銭と時間があるのに運用しないのはありえません。
「お金を遣いながら増やす!」これが基本です。
退職金を受け取った人も運用しながら生活費を取り崩しましょう。
運用しながら取り崩していく、取り崩しのタイミングも分散しましょう。
そうすることで資産寿命を長引かせることが可能です。
【ドルコスト平均法】
0からの資産形成にはドルコスト平均法は欠かせません。
この手法を使って投資タイミングを分けることで、価格変動リスクをヘッジできます。
ドルコスト平均法について詳しくはこの記事で
【無理は禁物】
手取りの4分の1を資産形成に回すことを推奨していますが、無理は禁物です。
YouTubeで解説しています「ある資産家が実践した4分の1強制天引き資産形成法」
毎月の投資金額がブレるとドルコスト平均法の効果が薄まります。
将来も大切ですが、一番大切なのは目の前の生活です。
そのためにも今の生活費を分析し、無理のない投資金額はいくらなのかを見極めることが重要です。
できない人はプロにアドバイスしてもらいましょう。(うちのライフプランニングコンサルタントは5万円〜です)
【まとめ】
まず最初にやるべきは家計費診断をして自分を知ることです。
そして本業に影響が出ないようにほったらかしスタイルで、ドルコスト平均法を使った資産形成を!
取り崩しタイミングも分けて「運用しながら生活費を取り崩す」ことを意識しましょう。
この「運用しながら生活費を取り崩す」ことに特化した運用方法があります。
詳しくはお問い合わせください。