HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のFP事務所)の重永です。
キャッシュレスポインと還元が予想以上に盛り上がり、早くも予算が足りないと懸念されていました。
追加予算1,500億円が決まるなど、キャッシュレス決済がかなり普及してきたと言えます。
複数種類の決済方法があるという方も多いのではないでしょうか?
便利になる一方で、思わぬ弊害もあります。
【決済方法の多様化で管理が複雑に】
たとえばスマホ決済、いくつダウンロードしていますか?
クレジットカード、何枚保有していますか?
どの決済方法にいくらチャージしたのか
〇〇ポイントがどれだけ貯まっているのか
ポイントの有効期限は。。
ポイントがたくさん貯まるからといって、いくつも決済方法を増やすのは得策ではありません。
せっかく貯めたポイントも、管理できずに有効期限切れになっては意味がありません。
「おすすめは?」
QRコード決済は2つ程度、そのうちPayPayは入れておきたいところです。
決済に対応している店舗が最も多いからです。(2020年1月現在)
もう一つは契約している携帯キャリア等の関係で、使いやすいポイントが貯まるものがオススメです。
クレジットカードも国際ブランド2種類に絞りましょう。
もちろんマイルが貯まるものをオススメします。
【支出を管理(把握)しにくくなる】
決済方法が多様だと、1ヶ月にいくら使ったのかが管理(把握)しにくくなります。
クレジットカードが1枚であれば、1枚の利用明細を見れば済みます。
が、2枚になると手間は単純に2倍です。
いくら使ったかが管理(把握)できれば「まだ◯円使っていいな」「今月は使いすぎたから節約しよう」という調整ができます。
お金が出ていく出口が多いと、これが難しくなります。
【ID、パスワードの管理が大変】
まさか全てのスマホ決済のパスワードを同じにしていませんよね?
万が一パスワードが他者にバレるととても危険です。
ネットバンキングにも侵入されてしまい、お金を盗まれてしまいます。
スマホ決済はとくに、管理できる数に絞りましょう。
【改悪に気付きにくい】
最初は「年会費無料!」「ポイント◯倍!」といった甘い言葉でその決済方法を勧めてきます。
が、だんだん改悪していくものです。
PayPayを例に挙げると、当初はどんなクレジットカードと結びつけて決済してもポイントが付いていました。
現在、クレジットカードはYahoo!カードでしかポイントが付与されません。
このように「お得だ!」と思っていて利用しても、改悪に気付かなければ実はポイントが貯まっていないなんてことになりかねません。
決済方法が多いと、それだけ改悪に気付きにくくなります。
重永オススメの決済方法にしておけば、LINE公式アカウントで情報が流れてきます。
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【まとめ】
現金払いからキャッシュレス決済に変えることは素晴らしいことです。
無駄な時間とお金が減ります。
わずかな差でも、数十年で大きな差になります。
調子に乗って決済方法を増やしすぎ、損しないようにしましょう。