HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のFP事務所)の重永です。

最近いつ勉強しましたか?

勉強する時間というのは、将来の自分への投資です。

私は学生時代ほとんど勉強してきませんでしたが、21歳から加速しました。

今のキャリアに繋がっており、勉強してよかったなと思います。二度と戻りたくないですが。。

今回は社会人が勉強して資格などを取る際に役立つお話です。

さらに、仕事を辞めてもお金をもらいながら専門学校に通える裏ワザも紹介します。

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【教育訓練給付制度】

雇用の安定や再就職の促進を目的とし、国が指定した講座の受講費の一部が支給される制度です。

「一般」「特定一般」「専門実践」の3種類あります。

それぞれ支給要件が異なります。

自動車学校で中型や大型の免許を取得する費用も対象なので、多くの人が利用している制度です。

「対象者」

下記のいずれかに該当し、厚生労働大臣が指定する教育訓練講座を修了した人が対象です。

雇用保険の加入期間が3年以上(正社員・非正規を問わず)
※初めて利用する場合に限り「一般」と「特定一般」は1年以上、「専門実践」は2年以上

②雇用保険に加入していて退職した人が退職日翌日から1年以内に指定教育訓練を受け始めた日が含まれており、雇用保険に入っていた期間が通算3年
※初めて利用する場合に限り「一般」と「特定一般」は1年以上、「専門実践」は2年以上

初めて利用する人はよっぽど転々としていなければ対象になりそうですね。

「対象となる講座」

対象となる講座は厚生労働省のホームページにある“教育訓練講座検索システム”かハローワークで確認できます。

1万4千講座あるそうです。

ちなみに私が保有しているファイナンシャルプランナーの資格も対象です。

ほかにも士業はもちろん、自動車の普通免許も対象です。

「補助額」

講座受講料の20〜70%、最大224万円の補助が受けられます。

8千円を超えないと支給対象になりません。

「一般」と「特定一般」は10万円を上限とする20%が支給されます。

「専門実践」は50%(年間上限40万円)で、さらに専門実践教育訓練の修了後1年以内に資格取得して就職したら追加で20%の金額が支給されます。

つまり70%(年間上限56万円)です、すごい。

専門学校等に4年通って最大224万円の補助を受けられるということです。

【在職中も対象】

雇用保険といえば失業中しか関係ないのかな?と思いがちですが、在職中に自らのスキルアップのために講座を受講しても本制度の対象になります。

とは言うものの、やはり再就職を支援する法律としての色が濃く、次に紹介する最強の給付金と併用すれば「お金がないから」という理由で夢を諦める悲劇はなくなります。

【教育訓練支援給付金】

2022年3月末までの時限措置ですが、

初めて専門実践教育訓練(全日制)を受講する人で、受講開始時に45歳未満の一定の条件を満たす人は失業手当の基本手当の8割を“訓練期間中”もらえます。

失業保険は半年分の給与から算出されます。

たとえば年収400万円の人は月額17万円もらえます。

この8割なので毎月14万円が教育訓練支援給付金として支給されます。

通常の失業保険は90日しかもらえませんが、この教育訓練支援給付金は“訓練期間中”もらえるので最強です。

【まとめ】

日本って素晴らしい。

「お金がないから」と諦めることはありません。

こういう素晴らしい制度をなぜもっと周知する努力をしないのか。

若い有資格者が産まれれば、経済も活性化すると思うのですが。。

若い人は特に自己投資が最もリターンが大きいです。

それを助けてくれる国の制度を上手に活用しましょう。

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