HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のFP事務所)の重永です。
LINEってみんな使っていますよね?
なんとなく儲かっているイメージありませんか?
実はめっちゃ赤字なのです。
【468億円の赤字】
1月29日にLINEが発表した2019年12月期通期の連結決算(国際会計基準)では、純損益が468億円の赤字でした。
ちなみに2018年期は37億円の赤字でした。
主要事業(広告業など)は堅調に推移したが、キャッシュレス元年にLINE Payへの投資が大きな負担となる結果になりました。
Pay市場は、最初が大変(ライバルたちが多く、販促費用が膨らむ)ですからね。。
にしてもLINEが468億円も赤字って驚きませんでしたか?
【LINE Payの負担】
LINE Payといえば5月に、LINEの友達なら誰にでも1,000円を送れる「300億円祭キャンペーン」を打ち出しましたね。
このキャンペーンで300万人のLINE Pay新規利用者を獲得したそうですが、これが今回の赤字に関係していないとは言えませんね。
【さすがに体力がなくなってきたか?】
自己資本比率を比較すると明らかです。
2017年12月期には61.0%あった自己資本比率は、2019年12月期には29.2%にまで下がりました。
まだ自己資本比率は健全と言えますね。
【大半のユーザーが無料で利用している】
LINEに課金するといえば、スタンプとかですよね。
LINEを使っているユーザーの大半が、課金なしで利用しています。
これが収益を圧迫させる原因の一つと言えるでしょう。
無料で利用する分も、LINEさんは莫大なサーバー代を負担していますからね。
これは企業の悩みですね。
ちなみに私は有料スタンプは買わない派です。
むしろLINEもメールもめんどくさい派です。
ホリエモンさんとは逆で、電話で済ませたい派です。
【まとめ】
あのLINEが赤字とはビックリですよね。
とは言え売上や広告収益は伸びており、LINE Payの一時的なキャンペーン等の先行投資が利益を圧迫した感じですね。
みんな、スタンプ買ってね。とらしげは買わないけど。