HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のFP事務所)の重永です。

総額10億円を1,000人にプレゼントすると話題の前澤友作さん。

「ベーシックインカム」というワードがトレンド入りするなど、日本人の金融リテラシーの低さが露呈していますね。

ほかにも「シングルマザーに注目している」という発言など、今後何をしていかれるのかが楽しみです。

そんな前澤さん、地元の千葉県館山市に20億円をふるさと納税したことでも話題になりましたね。

これに注目して勉強したいと思います。

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【前澤氏、館山市に20億円ふるさと納税】

千葉県館山市といえば昨年、台風で大きな被害を受けた地域です。

前澤さんは「観光振興に関する事業」という使い道を選択して20億円をふるさと納税しました。

「ポイントは寄付ではないということ」

20億円を寄付したのではなく、ふるさと納税しました。

ニュースでも取り上げられていましたが、ふるさと納税することで懐を痛めずに館山市へ資金を提供することができました。

「ふるさと納税の仕組み」

「ふるさと納税×楽天の最強コンボ!最大14%還元の秘密を公開」

ふるさと納税の仕組みは、簡単に言えば自己負担2,000円で返礼品をゲットできるというものです。

たとえば1万円ふるさと納税する場合

2,000円は自己負担

返礼品が3,000円

5,000円が自治体の税収になる

(実際には細かい手数料等が差し引かれて各自治体へ送金されます)

ふるさと納税した人は、納税するはずだった税金から8,000円が差し引かれます。

つまり、ふるさと納税額から2,000円を引いた金額が、自身が納税予定だった所得税・住民税から差し引かれます。

【自分も20億円ふるさと納税しよう!はダメ】

納税予定額が20億円以上ある人は前澤さんの真似をしてOKです。

納税額以上の金額をふるさと納税しても、寄付金控除される金額は納税額が上限です。

納めていない金額まで寄附金控除することはできません。

だから年収や家族構成によって、人それぞれ上限額が異なるのです。

前澤さんの場合、20億円以上納税する予定ということですね。

昨年ZOZOTOWNを売却し、その売却額が約2,400億円とも言われているので余裕でありえますね。

【まとめ】

寄付ではなくふるさと納税することで「20億円ポンっと地元のために出した」という雰囲気を出すことに成功しました。

賢いですよね。

「ふるさと納税おすすめだよ」という前澤さんなりのメッセージなのかもしれません。

私もお正月に地元の友人と再会した際に「ふるさと納税した?」と聞くと半分以下の人数しか実践していませんでした。

知っている人と知らない人で、一生のうちにどれだけ差がつくのでしょうか。。