HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のFP事務所)の重永です。

私は毎年、豊川稲荷と千代保稲荷へ初詣に行っています。

昨年の豊川稲荷
おちょぼ稲荷では名刺を奉納します

(本当は京都の伏見稲荷にも行きたいですが。。)

なぜ商売繁盛を願う人は稲荷神社に行くのか?

まさか知らずになんとなく行っていませんよね?

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【稲荷神社のルーツ】

「稲荷の語源」

稲荷という言葉には「稲が成る(生る)」という意味が込められています。

そのため昔は五穀豊穣を願う農業の神様として農民に信仰されていました。

「五穀豊穣から商売繁盛へ」

時代が流れて農業から商業、工業が盛んになっていき、稲荷神社は商売繁盛の神様として祀られるようになりました。

江戸時代はいたるところに稲荷神社があり、庶民にも親しまれ、どんどん参拝者が増えていったそうです。

【稲荷神社の神様は?】

キツネではありません!

稲荷神社の神様は「稲荷神」、正式名称は「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」です。

この難しい呼び方の「うか」というのは「食べ物」という意味で、昔ながらの農業の神様であることが残っていますね。

キツネさんはあくまで「稲荷神の使い」です。

なぜキツネなのかは自分で調べてください。

【総本宮は京都の伏見稲荷大社】

全国に3万以上ある稲荷神社の総本宮は、あの千本鳥居で有名な京都の伏見稲荷大社ですよね。

あの鳥居は願い事が「通りますように」「通ったよありがとう」という意味で江戸時代以降から奉納され、現在では1万基以上もあるそうです。

伏見稲荷大社の歴史は1300年以上を誇ります。

西暦711年、秦伊侶具(はたのいろぐ)という人が餅に向けて弓を射たところ、その餅が白鳥になって現在の伏見稲荷大社の方角へ飛んでいき、その白鳥が降り立ったら稲がたくさん成ったそうです。

そこに五穀豊穣を願う神様を祀ったのが伏見稲荷大社の創建とされています。

【まとめ】

経営者に人気の稲荷神社、サラリーマンであっても商売繁盛を願ってお参りしたいですね。

なんとなくお参りするよりも、どういう神様なのか、どういう歴史があるのかを知ってから行った方がいいですよね。