HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のファイナンシャルプランナー)の重永です。
ご存知の通り、コロナショックで株式市場は大荒れでした。
ここ最近は少しずつ回復しつつありますが、暴落前には戻っていません。
株式市場から撤退した資金はどこにいっているのか?
不景気の時は、資金が金などの現物資産に移動します。
はたして今、金は買いなのでしょうか?
まずは金を保有する意味をこの記事で復習しましょう。
【金、40年ぶりの高値】
金地金の店頭販売価格が4月13日、1グラム6,513円(税込み)になりました。
1980年1月(40年前!)の最高値1グラム6,495円を超えました。
「何が起きているのか?」
冒頭でも書いた通り、新型コロナウイルスの感染拡大を不安視した投資家たちが安全資産とされている金を買い、相場が上昇しています。
いわゆる「有事の金買い」というやつですね。
2月末ごろ、株価も下がって金も値を下げるという謎の現象が起きていましたが、結局は金が買われているようです。
さらにアメリカの金融緩和が拡大されて、その緩和マネーが流入するとの見方も相場を押し上げた要因のようです。
「謎の現象を解明」
解明できたら、謎じゃないやん。というツッコミはおもしろくないので黙って読んでください。
今回のコロナショックのような危機的状況(先行き不透明)なときは、手元に資金を置いておきたいですよね。
金地金を資産として保有していた企業が運転資金確保のために売り切れ金相場を押し下げたということが考えられます。
そして国が経済対策を発表し、ある程度の先行き不透明感がなくなり、資産を分散するためにも金地金を買い戻すという流れですね。
私自身も今回のコロナショックでいい勉強になりました。
【金は買いか?】
めっちゃ質問されます。
めっちゃ呆れています。
私の答えは「上がるかどうかはわからん」です。
ついでに言うと「下がるかどうかもわからん」です。
みんな、「上がっている」と聞くと買いたくなるんだなあと。
「安く買って高く売る」のが儲かる基本です。
なぜ40年ぶりの高値を更新した金を買いたいのですか?
「40年前に金を買った人」
40年ぶりの高値を更新したということは、1980年1月に金を買った人は、今までずっと含み損を抱えていて、やっと元本に戻ったということです。
むしろ物価上昇しているので、40年前の現金の価値はどうなのでしょうか。
明らかに現金の価値は下がっていますよね。
40年前の1万円でできることと、2020年に1万円でできることは、後者の方が少ないです。(買えるモノ・サービスが少ない)
しかも金は他の投資とは違って利息がつきません。
あくまでリスク分散のために保有するものですね。
「積立投資は?」
そして「今株式市場が荒れていて、どうなるかわからないから怖いんですよねえ」と積立投資をスタートすることを悩んでいる人がいました。
半分正解で、半分クソ不正解です。
たしかに相場はどうなるかわからない、が、少し前より株価が安いことは確かです。
つまり「安く買えるチャンス」です。
積立投資はドルコスト平均法の効果を最大限発揮できることがメリットです。
ぶっちゃけいつ始めてもいいのですが、積立期間中は株価が下がっている方がいいですよね。
【まとめ】
短期的に儲ける目的で買うことはオススメできません。
いくらリスク分散目的でも、利息がつかないので比重を多くするのもどうかと思います。
本業がある人はドタバタしなくていいと思います。
ほったらかし投資がオススメです。
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