HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のFP事務所)の重永です。

現物投資、今回はヴァイオリンを取り上げます。

バイオリンなのか、ヴァイオリンなのか、どちらが正解かわかりませんがヴァイオリンでいきます。

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【現物資産として注目されているヴァイオリン】

なぜ現物(実物)資産を保有するのかはこの記事をご覧ください。「現物(実物)資産投資の代表格「金」へ分散投資する効果は」

資産として役割を成すためには、時間が経っても価値が下がらない、むしろ価値が上がることが求められます。

大量生産された製品の場合は中古になると価値が下がりますが、有名な作家が作った作品は時間が経つごとに価値が上がります。

希少性という意味では、作家が亡くなってから価値が上がることも珍しくありません。

実際に価値が上がっているのがヴァイオリンです。

もちろん全てが価格上昇するわけではなく、先述の資産としての条件を満たしたものです。

よくテレビでも見かけますよね。

【有名なのはストラディバリウス】

これは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

スプルースという現在では希少な素材で作られています。

このスプルースという木は、切られてから約330年後が最高の強度となるらしいです。

つまり今後も価値が上がることが考えられますね。

【ストラディバリウスの最高値】

2011年に日本音楽財団がオークションに出品したストラディバリウスは約1600万ドル(当時のレートで約127000万円)で落札されたものが歴代最高値です。

これは東日本大震災の復興支援に使われたようです。

素敵ですね。

【どうやったら価値が上がるのか】

テレビで「これ10億円やで!」「えー!」みたいなお決まりの流れがあります。

よくあるのが「借りている」パターンです。

そう、ただ保有しているだけでも価値が上がるかもしれませんが、有名ヴァイオリニストに演奏してもらうことにより価値が上がっていくようです。

そのため「借りている」人が多いのですね。

ちなみに高嶋ちさ子さんはストラディバリウスを自己保有しています。(すげー)

無償で貸しすことによって「いい人だなあ」と好感度も上がります。

さらに有名ヴァイオリニストに引いてもらうことによって価値も上昇します。

現物(実物)資産を理解しているお金持ちにしかわからないことです。

【他の現物(実物)資産に比べたら少し不向きかも?】

ここまで褒め気味でしたが、他の現物(実物)資産に比べると優れているとは言い切れません。

というのも、流動性がよろしくありません。

私もヴァイオリンの良さがわからない凡人ですので、たとえ資産としてでも欲しいとは思いません。(鑑定書があっても見る目がないから本物かどうか見抜けないし)

価値を見出せて、音楽界に太いパイプがあり、長期保有できる人は資産運用の分散先として考えてもいいかもしれません。

【まとめ】

高額な楽器や美術品を買う人のことを「下品だなあ」と思うこと自体が間違っています。

これらの買い物には、実はお金持ちにしか理解できないことがあるのです。

前澤さんのYouTubeには、こういうことを考えるヒントが隠されているのですね。

こういう観点から見ているととても面白いですよ。

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