HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のファイナンシャルプランナー)の重永です。

固定資産を所有しているものに課せられる税金“固定資産税“ですが、2021年〜増額になる可能性が高いです。

とくにマイホームを所有している個人は必見です。

なぜ増額になるかもしれないのか?

どういう理屈なのか?を知っておきましょう。

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【固定資産税の基礎知識】

「固定資産税とは?」

「固定資産税が存在する理由とは?」

【なぜ2021年から固定資産税が上がると囁かれるのか?】

日本経済新聞(2020年5月23日付)によると2021年から固定資産税の負担が増額になるかも!?とのことです。

「なぜ増額になるのか?」

固定資産税の金額が決まる根拠はなんだったでしょうか?

土地は「公示価格」を基準に評価額が算出され、

建物はその建物に使われている資材等から評価額を算出します。

資産の評価額が上がるということは、必然的に固定資産税額も増額になります。

そう、東京オリンピックによる建設ラッシュは聞いたことがあると思います。

建築ラッシュで資材の価格が上がり、建設業者の人件費も上がり、これらが反映される建物自体の価値(評価額)が上がっています。

建物に使われている資材高が固定資産税増額の理由です。

リフォームしたら固定資産税が上がるのも上記の根拠で納得できますよね。

「いくらぐらい上がるの?」

例として、東京23区の5階建て57㎡の新築マンションの固定資産税は、都市計画税と合わせて67,000円で、約5,000円の値上がりが見込まれるそうです。

約8%も!

「なぜ2021年からなのか?」

土地・家屋の固定資産税評価額は3年に1回見直されます。

これを「評価替え」と呼びます。

2021年はこの評価替えの年に当たります。

2021年の固定資産税評価額は2019年7月時点をもとに算定します。

2019年7月時点での資材や人件費がいくらだったのか?もう答えは出ていますので、「固定資産税が高くなる」というのはデマではないということがわかります。

そして、評価額が変更されてから次の評価替えまでの3年間は固定資産税は変わりません。

マイホームを所有している人、こういうことを頭に入れておかないで大丈夫ですか?

ある日突然、固定費が増えてしまうと困りますよね。

しっかりライフプランニングしましょう。

【まとめ】

固定資産税は、その固定資産を所有している期間ずっと課せられます。

その金額の根拠や、リフォームしたら高くなることを知らずに施工して驚くのは恥ずかしいです。

不動産投資家も、固定資産税は利回りに影響大です。

都市部の土地・家屋を所有している人は無視できない話題です。

とは言うものの、個人がマイホームを持ちやすいような軽減制度もあります。

この話は別の記事で。

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