HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のFP事務所)代表ファイナンシャルプランナーの重永です。

みなさん、マイナンバーカード持っていますか?

通知カードではなくて、顔写真付きのカードです。

私は納税関係で使うので保有していますが、持っていない人は多いそうです。

早めに作っておいたほうがいいよーってことを今回の記事でお伝えします。

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【現在のマイナンバーカード保有率】

2019年9月16日時点で、マイナンバーカードの交付枚数は約1,783万枚だそうです。

全人口の14%程度にとどまっています。

政府は2022年度末には「ほとんどの住民がカードを保有する」と想定しているそうですが、はたしてそんなにうまくいくのでしょうか?

というのも、マイナンバーカードを持つメリットは今のところ事業主くらいしかありません。(納税の時とか)

ですが、2020年から誰でも保有していたらメリットがある政策がスタートするかもしれません。

【マイナンバーカードがあるとキャッシュレスポイント還元】

現行のキャッシュレスポイント還元は消費増税のタイミングで消費が冷え込まないための経済対策として行われています。

予想以上のペースで還元されており、早々に予算がなくなるのでは?と言われています。

そんな現行のポイント還元制度ですが、2020年6月で終了します。

これが終了したら、消費が冷え込むのではないか?

さらに東京オリンピックが終われば、消費がさらに失速するのでは?

ということで、総務省は2020年度から導入予定の「マイナンバーカードによるポイント付与」について検討する会議を初めて9月に開きました。

まだ詳細は決まっていないようですが、マイナンバーカードを保有することが還元を受ける条件というのは間違いなさそうです。

政府の狙いとしては

・従来通り、キャッシュレス化を進めたい

・マイナンバーカードを普及させたい

大きくこの2つの狙いがあるのでしょう。

共通しているのは、税収を増やすこと(お金の流れの明瞭化)でしょう。

現金でのやり取りだと、どうしてもお金の流れを追えなくなります。

キャッシュレス決済だったら、たとえば故意に売り上げを隠すことはできなくなります。

【名付けて“マイナポイント”】

まんま!

先述の「マイナンバーカードによるポイント付与」を受けるには以下のステップが必要になりそうです。

・マイナンバーカードを取得する

・マイキーIDを取得する

・暗証番号を設定する

・キャッシュレス決済で買い物する

「簡単やんけ」と思うかもしれませんが、はたして中高齢者もそう思うでしょうか?

知らないと損です。

情報は常にアップデートしていきましょう。

「マイナンバーカードで買い物できるわけではない」

勘違いしやすいのが、マイナンバーカードにお金をチャージできたり、マイナンバーカード自体にポイントが付与されるのではないかということです。

マイキーIDを取得するのに必要になるだけで、実際のお買い物の現場では提示しなくてもいいのではないかと予想していますが。。

マイナンバーカードは大事な書類ですからね、そんなに頻繁に持ち歩きたくないですもの。。

【まとめ】

マイナンバーカードを保有していない86%の人たち、いかがでしたか?

今の生活では必要ないなーと思うかもしれませんが、いずれ作ることになると思います。

このポイント還元の話題がお昼や夕方の情報番組で取り上げられるようになったら交付窓口は激混みになるでしょう。

早めに発行しておいてはいかがでしょうか。

大人は10年間有効ですしね。