HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のFP事務所)代表ファイナンシャルプランナーの重永です。

10月1日に消費税が10%になりました。

“便乗値上げ”をしたところも多いでしょう。

(私のブライダル事業もです)

今回は日経新聞でも大きく取り上げられていた「大手行の窓口手数料値上げ」について書きます。

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【窓口手数料値上げ】

三菱UFJ、みずほ、三井住友のメガバンク3行が窓口でかかる手数料を値上げしたとのことです。

具体的な値上げ金額はこちら

出典:日本経済新聞

海外送金は一律して、約2倍です。

手形帳、小切手帳に関しては、三井住友銀行さんが5倍に値上げしています。

気持ちいいですね。

「ネットに誘導したい思惑」

「この時代に紙媒体の小切手と手形なんて使うな!」と言わんばかりの値上げです。

そうです、紙媒体の小切手や手形は人間が窓口で処理するので、どうしてもヒューマンエラーが起きたり、なんせ手間がかかります。

どんどん人件費を削減している時代に逆行しているとしか言えません。

一昔前は小切手も手形も当たり前だったかもしれませんが、今は当たり前ではありません。

「サービス充実のために」

この値上げ後の手数料でも、実際は必要経費カバーできていないそうです。

窓口での仕事量を削減できれば、他のサービスの充実に繋がります。

具体的には、人間でしかできない対面での相談業務などのサービスが充実すればいいなと思います。

【両替手数料も値上げ】

10月1日からではありませんが、衝撃的だった出来事を紹介します。

先日、友人の結婚式に招待されました。

ご祝儀の新札を求めてある銀行に行ったところ、両替手数料540円かかるとのこと。

その銀行は、以前まで50枚までは無料で両替してくれました。

1枚でも両替手数料がかかるとのこと。。

通帳から窓口で引き出す際に「新札でお願いします」と伝えれば50枚までは無料だそうですが、それには平日9時〜15時の間に通帳と銀行印を持って来店しなければなりません。

結婚式のご祝儀をキャッシュレス化する時代は近いですね。

ご祝儀って、受付を頼まれた友人が挙式中、数百万円分の現金を抱えているのです。

そして挙式が終わったら披露宴会場で親族に渡す、、、受付を頼まれた人のリスクが半端ないですね。

私だったら「祝儀を確かに受け取りました」というサインを親族からもらわないと渡したくありません。笑

キャッシュレスだったらそんなリスクはありません。集計も楽チン。

なにより、列席者にポイント還元できる。

ついでに言うと、招待状もWEB上で完結させてほしい。

招待される側は式当日まで数ヶ月間とっておかなければならないし(私は高確率でなくします)、メッセージカードを事前に書いて来いと同封されていますが(私は高確率でなくすか忘れます)、WEB招待状だったらいつでもスマホで当日の集合時間や式場のアクセスなど確認できて便利です。

年賀状を送られても、返さないからね。

【まとめ】

途中かなり脱線してしまいましたが、、、銀行を悪く言うつもりはありません。

むしろ私たちが時代に合わせてキャッシュレス化、ネットを活用しなければならないということです。

「ネットはわからん!」と、試してもいないのに拒否する人は考え直すいい機会ですね。

頭が固い人は生きにくい時代になっていきます。

柔軟に対応できる人はどんどん便利な世の中になっていくでしょう。