HIBIKI FP OFFICE(愛知県名古屋市のFP事務所)代表ファイナンシャルプランナーの重永です。
奪い合う投資はオススメできないのですが、それでも自分で運用したい!という方は多いです。
機関投資家(プロ)のカモとなる、投資初心者が陥りがちな失敗例を紹介します。
逆にいうと、こうならなければいいよねというお話です。
【目標が定まっていない】
資産形成・運用にはゴールが重要です。
例えば株式投資の1銘柄を想像してください。
狙いが当たって、値上がりしたとします。
目標金額が決まっていない人は、いつ売るのでしょうか?
「まだ上がる、まだ上がる」と思っているうちに、もしかしたら値下がりするかもしれません。
人は、損失の方が数倍も心理的ダメージを受けると言われています。
一度値上がりしたとめ株価が下落し始めると「いま売るのはもったいない」という心理が働きます。
そうするうちに損切りもできなくなるんですねえ。。
目標株価が決まっていれば、利益確定できます。
最高値で売り抜けることはプロでも難しいです。
手数料等を加味して、きちんと利益が出る株価を目標設定し、スタートしましょう。
「自分ルールだ」
ガイ先生が言っていましたね。(ナルト参照)
有名デイトレーダーの人たちも自分ルールを定めている人が多いです。
その投資にどこまで(いくらまで)求めるかが定まっていないと、損する可能性が高まります。
「この株価になったら利益確定」「この株価になったら損切り」と、自分ルールを決めたら決して破らないことです。
とくに前者の値上がりした状況では「まだいける」と欲を出してはいけません。
魚でいうと、頭と尻尾は捨てて、美味しい身の部分だけ食べましょう。
【自分のキャッシュフローを把握していない】
若い単身者が陥りがちです。
キャッシュフローとは、収支のことですね。いくら収入があって、いくら支出したかを把握することです。
日常生活で、自分がいくら遣っているのかを把握していないと、余剰資金がわかりません。
投資とは、生活費を注ぎ込むものではありません。
「このお金がなくなると生活に困る」というお金を投資資金とは呼べません。
特に初心者の人で、短期的に増やす投資を目指すのならば「なくなってもいいお金」くらいがちょうどいいでしょう。
自分のキャッシュフローを把握するには家計簿をつけることです。
「めんどくさそうだなあ」と思う人は投資をやめましょう。
何も一生家計簿をつけなくてもいいのです。
初めは3ヶ月を目標に、半年、1年くらいでいいでしょう。
自分がいくらで生活しているのかを把握しましょう。
【まとめ】
投資開始前段階でのダメな例を紹介しました。
こんなだらしない考え方では、何をやっても成功しないでしょう。
お金をナメている人のところにお金は寄って来ません。
まずは自分の生活を見つめ直し、将来を考えればゴール設定は簡単です。
まずは自分のことを分析してみましょう。
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